就業許可申請および招聘状発行までの長い道のり
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こんにちわ(/・ω・)/
あと1週間で渡航です(´・ω・`)
カヤックではありませんがもう1回くらい釣りに行く予定_(:З」 ∠)_
ようやく必要書類を中国に発送
就業許可申請を出すための書類をようやくそろえることができました。
実際の就業許可申請は、中国で行われるため、必要書類を中国に送る必要があります。
普段なら何も考えずに国際郵便、つまりEMSを使うのですが、コロナのせいで去年の6月ごろなどはEMSでの配送遅延が話題になっていました。
今はどうなっているんだろう?もしかするとfedexとか使ったほうがいい?と思い調べてみると、中国に関しては特に遅延の情報はHPに記載されていません。
発送から到着まで約1日~3日。長くても5日程度。これなら問題ないと思ってEMSで発送しました。
しかし、まぁこれが大失敗だったわけで。。。
EMSが届かない
発送してから、2日、、、3日、、、5日、、、6日待てども到着しない・・・。
というか、追跡情報を見てみても、空港の郵便局から郵便物が航空会社に引き渡されてから全く情報が更新されていませんでした。
結局届いたのは、10日後。急に青島に到着したというステータスに代わった後、あれよあれよと進んでいき現地法人に到着したのでした。
というのも、一つ落とし穴が。
EMSは専用の航空機を使うのではなく、通常の航空貨物として一般のお客さんとともに飛ばされていきます。
今回のEMSもそうなのですが、発送したのが木曜日だったのが問題でした。
現在、成田青島便は水曜日しかフライトがないため、木曜日に発送しても次の水曜日まで空港のコンテナ内で眠ってしまうのでした。。
そして、よく水曜日に予定通り飛行機が飛び、そこから土曜日に現地法人へと到着したのです。たしかに、フライトしてからは3日ということを考えると通常配送でまちがいないのですが、この辺詳しく書いててほしかったなぁ、、、というのが感想でした。
就業許可通知は1週間程度
書類が届いて、ようやく就業許可申請です。
申請自体は、中国の子会社のスタッフがすべてやってくれるため、基本的にやることはありません。現在、中国ではオンライン申請が主流となっており、就業許可申請、招聘状申請の申請書と必要書類をPDFにして申請すれば、申請時には現地に足を運ばなくてもいいとのことです。
この辺は、ある意味日本よりも進んでいるなと感じています。電子マネーなども日本より数段発展しているので、分野によっては参考にすべき点も少なくないですよね。
就業許可申請は、青島市の承認が終われば問題ありません。区の承認、市の承認はサクッと進んでいき、およそ申請から1週間ほどで就業許可通知が発行されました。
招聘状(PU)が承認されない
一番の鬼門は、招聘状(PU)でした。
新型コロナが流行する以前は、招聘状は必要だったとしても企業が作成した招聘状を区がチェックする程度だったようです。そもそも必要ないことも。
それがコロナ禍において、不必要に中国に入国する人を増やさないように、住む予定の省に「入国していいよ」という「招聘状(PU)」の書類が必須となったのです。
招聘状は、会社のある区の承認、市の承認、省の承認と3つのステップがあります。
これがまたなかなか発行されない。。
ビジネスでの入国を目的をした人でも時間がかかる、帯同家族などの場合はほとんど発行されない、そして留学や観光ではそもそも受付していない状況です。
昨年の10月に青島に入国した会社の先輩の時には、申請から招聘状発行まで、およそ3週間ということで、それを目安に待つことにした。
しかし承認は進まない。
就業許可申請と同時に招聘状も申請できるのですが、そもそも就業許可通知がないと受理しないといわれて、待たされること1週間。そして、許可承認後再申請すると、数日後に書類不備で差し戻し。(出してるんだから先に見といてくれよ・・・)
この書類不備ですが、必ずしもウチのスタッフが悪いというわけではありません。というのも、中国では頻繁にルールが変わっており、前回よかったものがダメだったり、追加の書類が必要になったりと、頻繁に変わります。昨日OKだったものが、翌日NGになることもざらです。
そんなこんなで、最初のステップである区の承認すら進まない。スタッフは頻繁に催促してくれてますが、いつも「こっちにも事情がある。」との返答。事情ってなんやねん。。。
待つのもいい加減疲れましたが、3週間経過して、ようやく区の承認が下りました。
待つこと1か月でようやく招聘状が発行
区から市に申請が進み、そこは約1週間程度で承認が下りました。
そして、省の承認はなんと1日。というか、市の許可が下りた書類と、招聘状(PU)の申請書を省政府にもっていったら、その日のうちに招聘状(PU)が発行されました。
現地の人が言うには、市まで承認が進めば、省は書類さえ問題なければ即日承認してくれるとのこと。
というか、省自体は日本人が来ること自体にさほど不安を感じておらず、むしろ来たらいいんじゃない?って雰囲気らしいです。
万が一、入国してきた人がコロナだったりして、感染が蔓延した場合。(強制隔離があるからまずないけど)
省政府は、市政府に対して「あなたが許可したからあなたの責任!」といい、市政府は区政府に対して「あんたが許可したからあんたの責任!」と責任を下におろしていくとのこと。
どこぞのブラック企業っぽさもありますが、実際問題コロナ以外でも似たようなことで、区が責任取らされたりしたこともあるとのことです。
それもあってか、招聘状の申請は、区の審査が一番長く。市・省はそれほど待たなくていいという状況のようでした。
また、区の審査事態も、企業などの申請の場合、税金はどの程度収めているのか?中国人の雇用は多いか?違反事項はないか?など、中国に対しての貢献度などによって優先順序が変わったりもするそうです。
なので、ウチはちゃんと工場構えて現地の人の雇用をしたりしているから、まだましだけど、商社的な感じで事務所と日本人が何人かしかいないって場合はもっと時間がかかるケースもあるとかないとか。
とまぁ、ほぼ愚痴だらけになりましたが、招聘状(PU)は1か月程度で発行されました。
ただただ「待つ」のが仕事であり、日本の会社では「コイツいつ行くんだ?」的な目で見られたりするので、コロナを理由に4月以降はほぼテレワークにしていました。
もう二度と招聘状は待ちたくありません…。
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