ネイティブのプロペラドライブとホビーのフィンドライブ比較アップデート①バック機能

ユタ
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さて、ブログを見返していると、2年前くらいにネイティブやハリケーンのプロペルについているプロペラドライブとホビーカヤックについているフィンドライブについて、比較している記事がありました。

これから2年たって、どちらの経験もある程度得れたので、比較情報について暇のある時に少しずつアップデートできればなと思います。

もちろん、前回書かせてもらった通り、個人の主観によるものです。人によっては全く異なる印象を抱くこともあるので、あくまでも参考程度にしていただければと思います。

まず、最初にアップデートしたいのは、各ドライブによるバック機能です。

バック性能は実はホビーのほうが優位な印象

以前、初めてホビーに乗った際の感想として、バック性能はプロペルのほうが優位としていましたが、実のところそれほどプロペルのドライブに優位性はないよいうな印象を最近は抱いています。

  • プロペラドライブは、回転させる向きだけを変えれば、自在にバックできる
  • フィンドライブは、前進後進の際にはレバーを引く必要があるので手間がかかる

当初、こんな感じの印象だったのですが、何度か乗っただけで、バックの際に手間と感じることはありませんでした。

この時点でプロペルの優位性がなくなったわけです。そして、バック機能がホビーのほうが優位だと感じる点について、いくつかご紹介します。

意外に重いプロペルの抵抗

プロペラドライブでバックしようとすると、意外に重いです。ゆっくり漕いでいる時にバックする場合には、あまり気にならないのでしょう。ただ、ランガンスタイルで、素早く移動している時に、魚を見つけて急ブレーキする場合、思いのほか負荷がかかります。

ホビーの場合、レバーでフィンを反転させてしまえば、プロペラドライブほどの負荷はかかりません。

これはドライブの形状に起因するものでしょうか?ホビーのフィンドライブは、柔らかかく、水を掴んでフレキシブルに動かせるので、ある程度負荷を受け流すためそれほど負荷がかかりません。さらに、ドライブが前後逆になって、ひれの可動域が前後に代わるだけで、ドライブの動作自体は変わらないのも理由の一つでしょう。

これに対して、プロペラドライブは可動域がどうしてもプロペラの回転だけなので、前進時の慣性を一挙に引き受けるため、逆の推進力を得るためには力が必要となります。

そもそも負担がかかるからこそ、ネイティブやハリケーンのプロペラドライブは、重量が増すというデメリットを受け入れて、強靭なアルミ鍛造のドライブを使っているともいえます。

ブレーキ力はフィンドライブのほうが高い

これも、特に高スピードで受ける印象です。そのため、高スピード域において、急激にブレーキを掛けたいときには、フィンドライブのほうが優れていると思います。

ただし、だらだら遅いスピードでのんびりこいている時であれば、ここまで書いたようなデメリットはプロペラドライブにはありません。レバー動作のない分、プロペラのほうが優位といえるでしょう。

とはいえ、僕はなんだかんだけっこう移動が多いので、こういった印象を抱きました。

ホバリングはやはりプロペラドライブが優位な印象

これは、当時と相変わらず、プロペラドライブのほうが優位と思います。

ホバリングさせるには、細かな前進や後退、位置調整が必要なので無道さで前進後進を変化できるプロペラドライブの方が良いでしょう。

ホビーで同じことをやろうと思うと、かなり面倒です。ただ、次のような疑問点も生じます。

海でそこまでのホバリングが必要?

個人的には、適度なサイズの湖やダム等で釣りをするのであれば、このホバリングはかなり役立つと思います。

ただ海だと??という感じです。流れのない湾内、港湾部なら湖と似たような挙動ができるかもしれませんが、僕は基本的に湾といっても外洋に面した大きな湾で釣りをしています。

そのため、潮流が速いときは結構な速度で流されます。Nの海でも定置網を超える程度の場所になると、日によってかなり流されるので注意が必要です。潮通しがいいからこそ、大きな定置網があるのですから。

そこに風の影響が加わります。潮、風の影響を考えながらホバリングさせるのは非常に面倒です。それであれば、スパンカーを付けたほうが簡単にホバリングできます。まぁ、スパンカーを付けてるなら、プロペラドライブよりもフィンドライブのほうが圧倒的にきれいに流せます。

そうなると外洋においては、プロペラよりホビーのほうがホバリングしやすいのではないか?とさえ思えてしまいます。

スパンカーも無風だと意味がないのであれですが…。

というか、そもそも外洋において、そもそもそこまでホバリングが必要なのか?と思えることも。

確かにラインを立たせることで、釣りはしやすくなります。ただ、そこまでしなくても1人乗りのカヤックでは魚が釣れます。

ラインが斜めの状態でジギングをしていると根がかりしやすくなりますが、その程度であれば前進とラダー調整で適切な状態にすることができます。細かな前進前後でホバリングではなく、ある程度ざっくりとしたホバリングさえできれば、十分釣りが成立するのです。

海でのバックにはホビーの方が好き

ここまでご紹介したように、レバーを引く動作のないプロペルのほうが楽にバックできるとしていたものの、長く乗っているとある程度ホビーのほうがいいのでは?と思えるポイントもありました。結果として、僕の釣りのスタイルとしてはホビーのブレーキ力のほうが魅力的なように思えます。

もちろん、潮がほとんど動かないような場所、ゆっくり移動しかしないのであれば、手間のかからないプロペラドライブのほうが優れています。

あくまでも、どこで浮かぶか、どんな釣りをするかによって変わってくるので、一概にどっちが優れているというわけではありません。参考程度にしていただけると幸いです(/・ω・)/

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アウトドア好き
釣りやキャンプなどのアウトドアが大好きなおじさんです。 2021年に中国駐在を始めてからはロードバイクで体を鍛えています!
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