はじめてのフライフィッシング_2023年年始真冬
こんにちわ(/・ω・)/
青島はもう結構涼しいですよ(´・ω・`)
秋を感じます_(:З」 ∠)_
さて、年始の一時帰国は当時はまだいろいろ厳しかった新型コロナウィルスのワクチン接種という名目もあり、3週間ほど日本にゆっくり滞在する時間がありました。とはいえ、業務という形で移動したので平日は仕事にも行っていましたが…。
しかし、せっかく日本にいるのだからできるだけ家族で何かしたい、友達と遊びたい!
ということで、中国滞在中にはほぼ使うことがない有給休暇を大量に使っていた記憶があります。
家族と過ごす以外は何をして遊ぼう?
比較的多趣味なのでやりたいことは多いです。
自転車はもちろんですが、青島ではなかなかやる機会に恵まれない釣りをしたいなと、ふと思いました。
正直なところカヤックフィッシングをしたいのですが、車のキャリアを外している状態であり、道具のメンテも全くしておらず放置されている状態。
こんな状態で一時帰国中に満足なカヤックフィッシングをすることができるとは思えません。
そうだ、フライフィッシングやってみよう!
子供のころのサビキ釣りから始まり、いろいろやってきましたがなんとなく敷居が高く手を出せていなかったのが、フライフィッシングとアユの友釣り。
神奈川は管理釣り場も多いしやってみたいなぁと友人に話したら、道具複数持ってるから貸してあげるよと二つ返事でOkを貰ったのでした。
当日まで動画を見ながらキャスティングの仕方等を頭に入れます。
…むずかしそうだな…。
まぁ、、何とかなるか。。
管理釣り場だし気負わず気負わず。
カヤックフィッシングなら夜中に出発、暗いうちに到着して準備をして日の出とともに出発。という流れですが、管理釣り場だとオープン時間が決められています。また、真冬だったこともありオープンはゆっくりめの7時。
まだまだ暗い6時ごろ、自宅前に友人が迎えに来てくれました。至れり尽くせりです。
目的地はうらたんざわ渓流釣場です。
ほぼ2年ぶりに会ったということもあり、道中も話がはずみます。
30分ほどで高速を降りて、30分ほどした道を走るとうらたんざわ渓流釣場に到着しました。
水の透明度が非常に高いです。
子供のころ近所の川と言えば、大阪の大和川でまぁ酷かった思い出しかないのでちょっと感動します。(大和川も最近はきれいになったのかな?)
釣り券を購入し、ルール等を確認。日の入りまで遊べて、10匹までお持ち帰り可。
ここでは、冬の間大型の3倍体やイトウなども放流しているらしいです。大きい1匹持って帰ったら十分かな。とすでに釣れる算段です。
貸してもらったタックルを使って、キャストの練習。
う~ん…、動画みたいにきれいにならないけど何とか飛んでいます。何度か繰り返していると、フォームのきれいさは別としてそこそこ距離もだせるようになりました。
投げられるようになると魚が釣りたくなります。しかし、意外とこれが釣れません。透明度が高いから見えてるにもかかわらず…。
管理釣り場というと嫌になるほど釣れるような感じがあったのですが、釣れない釣り場なのかな?友人を見たらポンポン釣ってます。
いや、これ自分が下手なんだ。
真冬だし沈めるフライでやってますが、川の流れ、魚の水深、フライラインの位置などを考慮しなければならないっぽいです。
色々試していると1匹釣れました。
小さいけど嬉しいです。ただ、小さいので逃がしましょう。持って帰るなら大きいやつです。
なんか変な模様のやつも釣れました。タイガートラウト?
なんとなく珍しかったのでキープ(/・ω・)/
※キープしたものだけ素手で触ってます。
この辺りから徐々にコツをつかんできて、徐々に釣れるペースが上がってきます。
慣れてくると友人の提案で、区画整備されていない源流側に行くことにしました。こっちは、リリース専用エリアだそうです。
キャストもなれないし、背後の木に引っかかったりと苦戦して1時間ほどで1匹のみ。冬はこっち側は難しいようです。
諦めて区画エリアに戻ります。
小さいものは結構釣れるようになった。あとは大きいのを釣るだけ。
友人たちと冗談交じりでそんなことを言いますが、そう簡単にはいきませんでした。
見ていると大きいやつはそこそこ見かけます。
ただ、放流されて何日も釣られていないのか、何度も狙われてるのか思いっきりスレてます。
フライを変えて、流し方を変えて、沈め方を変えて、時にはちょっと時間をおいて、初心者なのでテクニックはほとんどありませんが、いろいろなアプローチをしてみます。
カヤックフィッシングでも、浮き釣りでもどんな釣りでもそうですが、なんとなく「あ、これ釣れるな」って思うことってあると思います。
ふと投げたフライが着水した瞬間、なんとなくそんな感じがしました。サイトフィッシングだから、カヤックフィッシングの時よりわかりやすいです。
小さいニジマスの場合、フライにわーって複数寄ってきて、取り合いのようにくわえていきますが、大きい個体は落ち着いたものです。
流れに乗ったフライが鼻先に着た瞬間、…パクっといきました。
反射的にアワすとしっかりフッキングしたらしく、踵を返して逃げていきます。かけてしまえば、ドラグがないだけで寄せ方は他の釣りと変わりません。
落ち着いてやりとりをして、さぁ回収しようかとタモに手をやろうとしてふと思い出しました。
タモに入らない…。
さぁ、どうしたもんか、、サーフみたいにずり上げる?いや、でも波ないしなぁ、ラインも細いから暴れたらすぐ切れそうだしなぁ。
逃げない程度に魚を遊ばせていると、でかいの掛けてることに友人が気が付いてくれて、大きめのランディングネットを持ってきてくれました。
無事大物をキャッチ。
60cmオーバーの3倍体。きっと赤身の美味しいトラウトサーモンです。
やっぱり大きい魚は釣るのが楽しいです。満足満足。
その後、日が暮れるまでのんびり練習しながら魚を釣り、帰路についたのでした。
初めてのフライフィッシングでしたが、とても楽しかったです。
自分でフライを巻くのも楽しそう。
帰任したら、ぜひ道具をそろえようと思いました。