ZWIFTのバーチャル空間でエベレスティングをしよう
こんにちわ(/・ω・)/
今日も元気に隔離中(´・ω・`)
あと数日です_(:З」 ∠)_
さて、、、、長い長いホテル隔離もようやく終わって、自宅に帰ることができました。
去年の6月の時と同じ救急車。
いや、前回より内装がキレイ。。。。そんなことを思いながら、サイレンとクラクション鳴らしまくりで暴走する救急車に乗って自宅へと帰りました。
半年ぶり2回目の中国救急車なのでもう余裕。
ホテルは食事も出ますし何かとサービスしてくれる。しかしそんなことでは隔離のストレスは癒されません。
やっぱり自宅じゃないと!
自宅に帰ればこれもあることですし。。。。
ロードバイクです。
スマートローラがあるので自宅でもZWIFTで気軽に乗れます。ストレス発散には最高の隔離環境だと思います。
スマートローラーは仮想空間内で坂道に差し掛かると自動的に負荷がかかって実際の坂道を登っているような感じにさせてくれる優れものです。
これのおかげで、室内での自転車練習が大きく変化しました。
テレワークでの仕事があるとはいえ、時間的には余裕があるので一時帰国前から今回の自宅隔離では、ぜひともやりたい挑戦がありました。
それがエベレスティングです。
細かいルールはHELLS500のエベレスティングのホームページをご覧ください。
エベレスティングの目的は非常にシンプルで分かりやすいです。「ラン」もしくは自転車による「ライド」の1回のアクティビティで坂道を何度も上り、エベレストと同じ高さである8,848mという獲得標高に達しよう。というもの。
本来は、STRAVAなどでセグメントとなっている現実世界の坂道や山道を何度も往復して行うチャレンジですが、スマートローラーとZWIFTを利用した仮想環境においても「Vエベレスティング(バーチャルエベレスティング)」として認定されます。
エベレスティングが認定されたらどうなる?
実際のところどうもなりません。ただただHELLS500が「あなたはエベレスティングを達成しました」と認めてくれるだけです。(ちょっとしたおまけはありますが)
自己満足です。「なんとなく自分自身がどこまでやれるか試してみたかった。」です。
30代も後半に入り、体力も随分衰えていますが、エベレスティングは自分があきらめなければ達成できる可能性が非常に高いです。
すごいわけでもない記録ですが、ちょっとハードルの高いものに挑戦したかったんだと思います。
Vエベレスティングのルール
ルールは以下の通り。
- ZWIFTの走行記録はSTRAVAで保存する。
- 1回のアクティビティで完結する。
- 8,848mの獲得標高を達成する。
- 時間制限なし(ただし睡眠をとると未達成)。
- ZWIFTのトレーナー難易度を100にする。
- 下り中は自転車を降りてもよい。
ZWIFTの難易度を100にするのは忘れがちらしいので気を付けました。ただ、100でなかったからと言って申請時にわかるものではありませんが、100にせず申請したらモヤっとするだろうなと思います。あくまでも自分との戦いです。
現実世界のエベレスティングだと下記のルールも追加されます。
- 1つの丘や山、坂道でエベレスティングをやる。
- 登り+下りで1セット。(あたりまえだけど下り中も自転車に乗っておかなければならない)
- 自転車は歩いてはいけない。
- リカンベントや電動自転車などは対象ではない。
※あくまでも現時点でのルールです。
ZWIFTの場合、1つの山でなくてもいいそうです。さらに8,848mを達成したらその時点でも終了して良いらしい。
しかし、一応これはルール通りにやろうと思います。
使用したコースはZWIFTのVエベレスティングの定番「Alpe de zwift」です。
- 距離12.2km
- 平均斜度8.5%
- 獲得標高1,036m
8,848mを達成するためには、「Alpe de zwift」を9回やれば達成です。
準備
おそらく丸1日チャレンジが続くので補給食を準備しておく必要があります。
おやつ類は、中国人スタッフが隔離前に買いそろえておいてくれたので、余裕があれば食べます。
飲み物は、粉ポカリを溶かして冷やしておきましょう。
日本から持ってきた混ぜ込みわかめでおにぎり。
約1キロです。
まぁ、どうなるかわからないですが、やるだけやってみましょー(/・ω・)/
で、前日早めに寝て、翌日早朝3時に起床。
まだ真っ暗。。。。
とりあえずパンを食べます。
顔を洗ったりZWIFTの準備をしたりとてきぱきと動き、4時には準備が整いました。
ZWIFTの画面ばかり見ていると飽きるので、アマゾンプライムで動画を見ながらやることにします。
とりあえず見てなかった鬼滅の刃、、、
トレーナー難易度を100に設定。
一人で黙々とやると早々にあきらめそうだから、Twitterでとりあえず宣言。4時(日本時間5時)開始。
1本目
「Alpe de zwift」自体は何度も登ったことがあるので、1回目はしんどいながらも余裕でクリア。
Vエベレスティングの場合、下り坂では自動で降りていくので、自転車から降りて休憩したり食事をとることができます。
こういった面もあり、Vエベレスティング自体は実際のエベレスティングより難易度は低いような気がします。
1時間かけて上る坂なので、下りで放置していても15~20分くらいは休憩できます。
とりあえずおにぎりとアルファベットチョコを食べます。
以前、ロングライドしたときにハンガーノック状態になりかけたので、それだけが心配です。
おなかが減っていなくても積極的に食べるようにします。
2本目
2本目もまだ余裕。
2本目を登るときは中国にいる日本人の友達がコースに来てくれて一緒に登って応援してくれました。
追加のおにぎりと羊羹をぱくりと食べます。
3本目
3本目のチャレンジあたりから、疲れが足にたまってきているのを感じました。
1カ月半ロードバイクに乗らず、さらに直近2週間でホテル隔離をされていた運動不足もあったことでしょう。
ヒーヒー言いながら、3本目を終了。
この時点で稼働時間4時間半経過。うん、遅いね★
まだまだ昼まで時間はありますが、おなかが減ってきました。
冷凍のパスタを食べます。
足が痛い。とても痛い。横になりたいのですが、、、、
汗だくなのでソファにダイブする勇気が出ません。
仕方がないので適当な汚いバスタオルを持ってきます。
倒れる場所設置~。
思いっきり倒れます。横になると足が陣割して気持ちがいいです。最高や~。
ただし眠ったら挑戦終了なので気を付けます。
4本目
眺めに休憩をとった4本目。
少し足が回復します。
ただそれは勘違いだったようで
タイムがめっちゃ遅くなりました。
それでも4,000mを超えてきたので、達成感があります。
どら焼きで当分補給。
そして、
切っておいた梨で当分と水分補給。
鬼滅の刃が最新話になってしまったので、とりあえず見終わるまで休憩。
5本目
5本目から足がさらに重たくなります。
ただ、速く休憩したいという気持ちだけで登って、80分台になってしまいました。
もしかしたら、動画を弱虫ペダルにしたおかげかもしれません。
疲れのせいかかたいものがのどを通りづらくなってきたので、おにぎりをお茶漬けにして流し込みます。
この辺りから休憩時間がどっと長くなりました。
寝転がっていると起きる気力がなくなるので寝転がりスペースを作ったのは失敗だったかもしれません。
6本目
6本目は少し頑張ってまた70分台(ぎりぎり)に戻します。
下ってる途中で100マイル(160km)走行を達成。半分は降りてるから達成したのかというと微妙だけど。
「全然余裕」とか書いてますが、こっちは虫の息です。。。
中国版カレーヌードルを食べます。
微妙に薄いけどおいしい。
7本目
7本目。また80分台になってしまいました。ただ、ラッキーなことにホイールが当たりました。
全然当たりませんでしたが、これでもうホイールのために上る必要はなくなったのです。
足がもう売り切れ状態です。
正直なところ、今すぐ諦めたいところですが、逆にここまで来てしまうとゴールが見えてきて、もったいなくてあきらめきれません。
おにぎりをお湯でとかして流し込む。。。
8本目
8本目の時点で8,337m。
もはや90分に迫る勢い。。。
でも後500mちょっと登れば、一先ず達成です。
キウイをつぶしながら流し込みます。
9本目
9本目の途中でエベレスト達成。
ZWIFTにもアチーブメントあったんですね。
ちょっとうれしい。
一応公式ルール上は、ZWIFTだとここで終わってもOKらしいです。
ただ、以前はだめだったようなのでリアルルールに則って、下るところまで頑張りましょう。
登り切って9,378m。
もう1回登れば10,000mですが、さすがに体力の限界でした。
下りきってここでチャレンジ終了。
お疲れ様でした!
STRAVAに記録できていることを確認してようやくほっとできました。
夕食抜きで3,427kcal。消費カロリー6,602kcalだけど降りてる時間を考えたら何%カットしたらよいのか?
ただ、ハンガーノックになるより食べ過ぎるくらいがちょうどよいです。
余ったおにぎりを食べながらビールで一人お疲れ様会。
アクティブ時間14時間半。休憩時間を入れると約18時間?何とか終えることができました。
隔離は良いわけだとしても1山登るのに明らかに時間がかかりすぎているので、今後の課題としてまたVエベレスティングに挑戦してもいいかもしれません。
ただ、それよりもバーチャルではなく、リアルな空間でもエベレスティングに挑戦したいものです。
まずは中国の山でハーフ4,424mを登ることから挑戦しようかな。。。。