Old Town PREDATOR PDL実機レビュー
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こんにちわ(/・ω・)
7月ですね(´・ω・`)
夏ももうすぐです_(:З」 ∠)_
さて、 PREDATOR PDL のレビュー動画を作りました(/・ω・)/
普段しゃべらない動画ばかりなので、喋りが不審なのはご了承ください…。
快適にカヤックフィッシングができるOLD TOWN PREDATOR PDLを触ってみた!
動画も作りましたが、細かい補足をブログでもできればと思って、こちらにも書きました。
動画自体は10分前後なので、さらっと見てこちらも読んでいただければ、ざっくりとしたPREDATOR PDLの特徴がわかると思います(/・ω・)/
さた、カヤックの長さは12ftとなっていますが、実質的な長さは4mほどです。とても長いのですが、そのおかげで直進性やスピードを出すことができるようになっています。
さらにキールが立っているので、前回ご紹介したように、波切性能が高く、快適に乗ることができるのです。
ドライブの名称はPDL DRIVE(ピーディーエルドライブ)です。
ようは、ペダルドライブです( *´艸`)
アメリカ最大級のフィッシング見本市である「ICAST」でベスト・ボートショーを受賞しているらしいですね。
海水にも淡水にも対応しており、密閉設計となっているので基本的にはメンテナンス不要となっています。しかし、プロペル同様にある程度のメンテ知識があるに越したことはないでしょう。
プロペルと同様にアルミ鍛造なので、非常に頑丈で重量があります。
並べてみるとこんな感じ。PDLドライブには、専用のハッチが付属しているのでその分ごつく見えますが、ドライブ自体の大きさはプロペルのドライブとさほど変わりません。
プロペラ部分そこまで大きな違いはないのですが、PDLドライブのほうが、若干ペラが太くて、角度も入っている感じです。ギア比もおおよそ、PDLドライブは、1:10.3と高ギア比でなので、それぞれに大きな違いはないでしょう。
使用環境やカヤックによって異なりますが、時速8.8km程度は十分出せるようになっているそうです。
本国でのドライブの保証期間は2年ですが、日本国内においては5年の保証を考えてるとのこと。使用者にとって、保証期間が長いのはシンプルにいいことだと思います。
カヤックへの装着時には、このように折りたたまれた状態になっているのが特徴です。
この部分も非常にしっかりとした構造なので、トラブルになりにくいかと思います。
ラダーは跳ね上げ式です。縦に入るので、ホビー同様にラダーの効きがとても良いといえるでしょう。
カヤックが大きい分、ここで小回りが効くようになっているのはありがたいです。
ラダーの上げ下げをするのがこのレバー。非常に大きくて握りやすい形状となっているので、ラダーの上げ下げをする際には、大きな力は必要ありません。
とても簡単に上げ下げできます。
また、下げた後固定する形式ではないので、万が一上陸の際にラダーを下げたままにしていても、ダメージはそれほど大きくないでしょう。
デッキサイドには、備え付けのアクセサリレールがあります。スコッティ系やレイルブレイザ系の艤装グッズも思いのままです。
レールの下は、ポケット構造になっており、ツールボックスやプライヤー、ボガグリップなどを収納することができるので、かなり便利です。
ホビーでは定番の部分ですが、プロペル系はこのようなものがなく、いい意味でシンプルなものが多いので、うれしいポイントです。
また、購入時のデフォルトで、シート下には、ちょっとしたスペースがあります。
このように、ジグケースを滑り込ませておいたりしておくと、釣りの時に何かと便利でしょう。
また、背面にもちょっとしたバッグがデフォルトでついています。
一般的にオプションであることが多いので、最初からついているのであとから余計なものを購入しないでいいというのはありがたいですよね。
なお、シートの裏にハッチがあります。物を収納することができますが、乗っている間はアクセスするしない場所なので、普段はあまり使わずに、メンテナンス時に使うことのほうが多いかもです。
デッキのサイド部分にロッドホルダーがあります。
釣りの合間のちょっとした休憩時や、移動時にここにロッドがさせるので便利です。
いまや、多くの足漕ぎカヤックで採用されているので、当然ついています。
ドリンクホルダーはシートの真横に。手を下ろす部分にあるので、飲み物を無意識にとって、元に戻すことが可能です。
それでは、ラゲッジスペースに行ってみましょう。
ラゲッジスペース部分には、2つのロッドホルダーがあります。
ちょっと浅いのが気になりますが、荒れた海で漕いでいる時も、単独で沈したときもロッドは落ちませんでしたので、特別不安に思わなくても大丈夫でしょう。
ラゲッジスペースのサイドにもアクセサリレールがあります。
僕は、追加のロッドホルダーを設置したり、カメラアームを設置したりしました。
あれば何かと便利なパーツです。
パドルホルダーは、左舷側にあります。
真横になる部分なので、釣りの邪魔になることはありません。
ホルダーだけでも十分保持できますが、ロック機構があるので波なので落ちてしまう心配もありません。
なお、上部にもバンジーコードで止めるパドルホルダーがありますが、パドルだと使いにくいので、ボガやネットを付けておいてもいいかもしれません。
カヤックの前面部に行きましょう。
ドライブとハッチの間には、このような隙間があります。
これは、カヤックの底に振動子を付けることができるようになっているので、コードを通す穴となっています。
こんな感じで、付属パーツを使うことで、大きめの振動子も装着可能です。
最近では振動子の大型化が進んでいるので、うれしいポイントですね。
ハッチには、しっかりと固定するためにバンジーコードが付属しています。ワンタッチで取り外しできるので、操作も簡単です。
ハッチ内部には、このようなバッテリーケースも。
浮いている構造となっているので、内部に万が一水が入っても、バッテリーを濡らす心配がありません。
持ち手部分は、このようにしっかりとつかめるようになっています。
これは、上からでも下からでも持つことができるので、車載の際にも持ち運びがしやすいようになっています。
さて、デッキスペースを見てみましょう。
このように折りたたまれるので、ドライブのハッチが大きくてもさほど窮屈感を得ません。
この状態で固定されているものの、
このように軽く引っかかっている状態なので、軽く力を入れて引っ張ると簡単に外れます。
外した状態がこちら、
大きくて握りやすいストッパーを回すだけで固定できます。プロペルだと、あの留め具が意外に硬かったりするので、こちらはとても楽です。
そして気になるハッチ部分。
バンジーコードもあるので、ちょっとしたものをはさんでおくことも可能。
内部は意外に広いので、いろいろなものを入れられます。
個人的には、おにぎりや財布を入れておきたいなと思ったり。
釣りの途中に開けても、意外に水が入らないのがうれしいです。
実際に漕いでみた漕ぎ味は、とても軽くプロペルとそん色ありません。
静穏性はどちらかというとこっちの方が良いです。
シッカリと水を掴んで進みます。
これはABS艇だけの不満なのですが、浮力が高すぎてたまにプロペラが空転することがあります。
ある程度体重のあるしっかりとしたガタイの方なら、この事象は発生しないと思いますが、僕ではだめでした。
ポリ製のプロペルはこのような状態にならないので、あくまでもABSだけでの不満点ではあります。
ラダーも握りやすいです。
よく見ると、なんだか気になるダイヤルが。
実はこれを回すと、ラダーを固定することができます。
ラダーって意外に、勝手に動くと思いませんか?潮や波によって、右や左に動きます。
プレデターPDLだと、ここを固定しておけば、どてら流しの際やとにかくラダーを固定してまっすぐ進みたいときなどに、役立ってくれることでしょう。
さて、メーカースペックは以下の通りです。
- 全長:4m
- 幅:92cm
- 総重量:53kg
- ドライブ重量:9.5kg
ドライブを抜くと船体重量43.5kg?まさにアウトバック以上プロアングラー未満。
プロペルだとスレイヤー・プロぺルMAX12.5と同じくらいです。
幅も92cmとかなり大きいので、あの安定性も納得です。
ただ、メーカーの重量って、だいたい軽く書いてるよネ?
ということで、
佐野さんの体重から逆算して、全部の重量を計測することにしました。
なお、佐野さんの体重は個人情報なので、ここでは控えさせていただきます。
計測の結果
- 全長:4m
- 船体重量:41.0kg
- ドライブ重量:8.8kg
- シート重量:2.0kg
- 総重量:51.8kg
あれ、公表重量より軽い。。。。
まぁ、軽い分にはいいですよね。特にドライブの重量は全然違うような。。。
船体的には、アウトバックの実重量くらいのようなイメージです。
個人的にはプロアングラーとかタイタンは車載すると気負いしてしまいますが、これくらいならできるとおもうので、いい感じですね。
そして、最大積載量は圧巻の226.8kg。ちょっとした大人3人と子供が1人乗っても沈みません。
万が一ブリの大漁祭りになっても安心ですね。
と、いうわけでOLD TOWNのPREDATOR PDLのレビューでした。前回のレビューや動画もあわせたら、大分イメージを掴んでもらえるかと思います。
当分、試乗もできそうなので、またいろいろ釣りをしてみたいと思います((´∀`*))
動画まだ見ていない方は、短いので是非ご覧ください(/・ω・)/
快適にカヤックフィッシングができるOLD TOWN PREDATOR PDLを触ってみた!
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