フルソリッドながら軽快にジグを操れるシマノオシアジガーLJ B62-2/FS
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さて、夏のボーナスで買って!さぁジギングするぞ!と思っていたものの、度重なる台風や週末の雨に悩まされてなかなか出艇できず、できたとしても太刀魚で遊んでいたため、なかなか新しいオシアジガーLJを使う機会に恵まれませんでした。
前回ブリを釣った時に、ようやく満足いくように使えたので、ちょっとしたインプレッションでも書きたいと思います。
以前ブログでも軽く書きましたが、夏に購入したのは、シマノから販売されています「オシアジガーLJ B62-2/FS」です。
LJシリーズのフルソリッドロッドであり、そのなかでも最もパワーのあるタイプとなっています。
釣りをたしなむ人の中には、ロッドとリールはメーカーを合わせたいとこだわりを持ってらっしゃる方も少なくないですが、僕はあまり気にしません。なので、ロッドがシマノ、リールはダイワってことやその逆も多いのです。
昔は少し合わせにいっていた気もしますが。まぁ、テンリュウのリールなんてないしね…。ということで無視することにしました。ただ今回は珍しく、ジガー、ジガーでそろってしまい、ちょっとうれしいと思ったり( *´艸`)
ジギング用ロッドとしては、キャスティング兼用としてkayak55.comのK.F-GOLGOを使っているのですが、ちょこちょこ深場に行くことが多く、120~180gまでのジグを使うことも多いです。
そのため、行く場所によってはちょっとパワー不足なことも。軽めのジギングをする場合、K.F-GOLGOはいろいろなことに使えるのでとってもいいロッドです。((´∀`*))
ハードモデルも出してくれないかなぁと思ったり思ったり|д゚)
ということで、重めのジグを使えるロッドを探していました。そんな時に見つけたのが、 オシアジガーLJ B62-2/FS 。詳細なスペックはシマノさんのサイトをご覧いただければと思います。
適合ウェイトが50~160gとなっていますが、実際に使ってみた感じ200g程度でも負けない感じでした。どうせガシガシやらないスロージギングなので誤差の範囲ともいえるでしょう。
ただ、220gとかになってくると微妙な感じです。200gでも使えるけど、軽快に使うなら180gくらいがベストかなと思います。それ以上なら別のロッドのが良いでしょうし((´∀`*))
なお、下限が50gなのである意味TGベイト60gも操れちゃうので、何ならこれ1本でもそこそこ楽しめるかもです。個人的には、スピニングのほうが使いやすいですが。
現物ですがかなり細いです。一瞬不安になりそうな見た目ですが、曲げてみるとどこまでも曲がります。
フルソリッドは折りたくても折れないというのは本当なのかもしれません。
後はすごく軽いですね。お値段もそれなりなので、軽くて当たり前かもしれませんが、しゃくり続けるジギングでは軽ければ軽いだけ後々楽になってきます。
スロジギなのでそもそも楽なのですが、ジワジワ疲れてきます。軽いと疲れにくいです。あと、カヤックの場合、釣りの後片付けもあるので疲れないに越したことはありません。
フルソリッドは近年、非常に人気が高まっているのですが、一番の理由としては、「曲がり」でしょう。
魚がかかると大きく曲がるので、やっている方も見ている方も非常にスリリングで楽しいです。
これだけ曲がっても折れません。
しかも、ただ柔らかいのではなく、パワーはしっかりあるので、この状態でリフトしても、魚にのされることはありません。むしろ、かなり安心感があるといえるかもです。
今回のブリは、82.5cm6.3kgとブリとしてはそれほど大きくありませんが、140mから4分程度でキャッチできています。その間、多少走られることはありましたが、「されるがまま」といったことにはならず、ほぼ主導権はこちらにある状態でした。
ちなみに、去年6月の91cm8kg越えのブリは、スロジギロッドで15分、今年6月のメーター10kgオーバーのブリはジグこそTGではないものの、いつものホライゾン、TGタックルで30分かかりました。
去年は明らかに経験不足から慎重になっていた、今年6月はライトタックルなので無理できなかったということもありますが、今回はある程度ブリクラスにも慣れていて、かつロッドパワーがあったからこそ、パワーファイトに持ち込めたのかと思います。
実際にファイトした印象としては、たぶん今年6月に釣ったメーター10kgオーバーでもこのロッドとオシアジガーなら主導権を握られずに短期決戦できるような感じです。
フルソリッドロッドを選ぶ要因としては、曲げる楽しさ以外にもう一つあります。それは「なめらかでナチュラルなジャーク」ができるということです。
フルソリッドロッドは、一般的なスロジギロッドのような、跳ねさせるアクションは得意ではないです。しかし、ジャーク時にその動きに合わせて穂先が追従するため、ちょっと表現が難しいのですが、ヌメッとして自然体なジャークができるようになります。
もちろん、跳ねさせてフォールさせるほうが効果的なこともあります。
オシアジガーLJ B62-2/FSは、その中でももっともパワーのあるモデルなので、そんな艶めかしいスローなアクションはもちろん、軽快にロッドを動かすことで、 ある程度跳ねさせることもできるので状況に合わせて使い分けできるのも魅力です。
あと、実際に使ってみて気が付いたのは、海の中の潮流の変化がとても分かりやすかったです。潮流の変化を見極めてフォールさせてみたりすると…ガツンと来ちゃうかもしれませんね((´∀`*))
そのほかにも、あまりよくないフルソリッドロッドにありがちなんですが、大き目の魚がかかった場合に穂先がねじれてしまうという不具合は、このロッドでは確認されなかったです。まぁ、ある程度しっかりした造りのフルソリッドロッドなら最近ではほぼ対策済みであることが多いので、この辺は特に差別化できるものではないと思います。
簡単なインプレですが、適度な重さのジグまで使えて、フレキシブルにアクションを変えて動かせる。大物でも主導権を渡さずにファイトできる。ということで、個人的にはおすすめできる1本かと思います(/・ω・)/
また、実際に使っていませんが、ダイワのソルティガのフルソリッドモデルも細かな性格は変わるものの、同じように安心感のあるロッドかと思います。同じ性質のロッドは買えないですが、機会があれば一度使ってみたいですね。
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