定期的な再乗艇練習で楽しいカヤックフィッシングを!
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こんにちわ(/・ω・)
今週はThe梅雨って感じの予報ですね(´・ω・`)
週末回復しないかなと思ったり・・・_(:З」 ∠)_
さて、先週の土曜日ですが、カヤックフィッシングに合わせてあることをしてきました(/・ω・)/
カヤックフィッシングにおいて、大事なことって何でしょうか?
TGベイトを忘れないこと?
それともZENを忘れないこと?
それらも大事ですが、いざというときに自分の身を守ることです。
天候、海況、周囲の船の動き、いろいろあると思いますが、今回は沖沈のリスク回避に必要な再乗艇のスキルです(/・ω・)/
上の写真は体を張ったものですが、カヤックフィッシングをしていると、そうそうなことでは沈しません。
1次安定性、2次安定性、カヤックごとに特徴がありますが、国内で釣りに使われているメーカー製カヤックは総じて乗りやすいものが多いです。
沈をするとしたら、天候の急変や周囲の船の引き波の確認ミスなどのさまざまな要因でバランスを崩してしまうことではないでしょうか。
沈をして、上がることができないと、水温によって体が冷えてしまい、さらに波や着衣が濡れることによる抵抗の増加により、どんどんと体力を奪われて行ってしまいます。
冬場はもちろんのこと、暖かい時期でも侮ることはできません。
もし、カヤックから落ちてしまった場合、できるだけ短時間でカヤック上に復帰する必要があります。
そのためには、定期的に練習するのが重要です。
一度再乗艇の練習をすればわかるのですが、穏やかな海の上でも1回再乗艇するとどっと疲れてしまいます。2度3度連続してすると、上がるのが大変に感じるでしょう。
つまり、再乗艇しようとして失敗して再度沈してしまうと、どんどん成功率が低くなってしまうのです。
再乗艇の後も、沖から戻る体力も必要となるので、再乗艇は1回で成功させる必要があります。
また、海況の急な変化によって沈した場合、再乗艇の難易度はかなり高くなるでしょう。
そのようなときに慌てないためにも、定期的に再乗艇の練習をしておいて、いざというときに備えておく必要があります。
艇によって、再乗艇のコツも変わってきます。
再乗艇の練習を一度もしたことがないという方もいるかもしれません。年に1回でも、2回でも、釣りの後にしておくと安心感がかなり違いますよ。
特に、これから夏になり、暑くなってくるので海に飛び込んでも気持ちがいいです。再乗艇練習をしてみてはいかがでしょうか?
今回、Old TownのPREDATOR PDLで再乗艇の練習をしましたが、同じ剛性の高く安定性の高いスレイヤーやハリケーンのプロペル系にも共通したやり方なので、プロペル乗りの方も同じような方法で再乗艇できます(/・ω・)/
まずは、落ちなければ話になりません。
はい、落ちました。
サクサクいきましょう。
安定性の高いカヤックはそもそも横転することも稀で、落ちるなら釣り人だけのことが多いですが、せっかくなので横転させました。
プレデターPDLのPDLドライブは、プロペル系のドライブと同様に金属鍛造なので非常に頑丈です。カヤックにもしっかりと固定されているので、ひっくり返った時は、これをしっかりつかんで体重をかけると簡単に元の状態に戻すことができます。
こんな感じです。
ペスカドールパイロットやマコ系は同じことができるかは、わかりませんが。マコは樹脂素材なので難しいかもしれません。
あとは、左舷でも右舷でも上りやすい方向から這い上がっていきましょう。
足漕ぎ系は安定性の高いものが多いので、比較的あがりやすく、シートやドライブを掴んで、グイっとみぞおちぐらいまで一気にカヤックに乗せていきましょう。
あとは、カヤックがひっくり返らないように、バタ足などをして、水平にずり上がっていくと、再度沈してしまうリスクが低くなります。
今回は、艇の安定性を見るためにも、けっこう無茶に体重をかけましたが、普通に登れました((´∀`*))
できるだけ艤装がない方向のほうが乗りやすいです。
艤装もできるだけ片方に寄せたほうが、いざというとき安心なんですかね?サイドにいろいろあると便利ですが、シンプルなほうがいいのかな?と悩んでしまいます。
手漕ぎカヤックで細身の艇だと、登ろうとして再度反対側に落ちてしまうことも多いです。
そのような場合は、前や後ろから等、登りやすい場所を練習でさがしてみましょう。
ちなみに、フル艤装の状態で単独で落ちた場合、再乗艇がどんなものか試してみました。
真鯛を釣ったあとタイミングをうかがっていると、友人が近くに来たので、写真撮ってもらうついでに、横向きに立ったらどうなるかためしたところ、案の定バランスを崩して落ちました。
カヤックで立つ場合は、両足を正面に向けたほうがいいことがわかりました。SUPと同じですね。
本当は人がいないところでやるつもりでしたが、いいタイミングで試したら見事落ちました。
周囲にいた方々、もしこれを読んでいたらこの場で、驚かせてしまったことをお詫びします。
なお、フル艤装の再乗艇ですが、
左舷側は振動子しかない状態にしていたので、こんな感じで登りやすかったです。
再乗艇の際、どちらから登るのかも決めておいてほうがよさそうですね。
ちなみに、真鯛は友人がちゃんと回収してくれました((´∀`*))
ちなみに、再乗艇の動画は、下記YouTubeで解説付きでご紹介しています。
もしよろしければ、そちらもご覧ください。
万が一に備えて!剛性の高いプロペラドライブカヤックで再乗艇練習
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